birabiraのめも

忘れっぽいのでここにメモをしていきます

久しぶりにはにぽ植えた

はじめに

タイトル通り久しぶりにハニーポットを植えてみました。

前回はハニーポットとしてcowrieを使い
分析環境としてSplunkを使い、リアルタイム分析ができる環境でした。

まあこれでもよかったのですが、どうせならもうちょっと拡大したいと思い
新しく環境を作りました。

T-Potでええやんとも思いましたが、VPS上で運用するにはお金もかかるし
家にリソースが余っているパソコンがあったため有効活用しようということで使っていません。

使ったものについて

  • Cowrie
  • WOWHoneypot
  • Suricata

Cowrie

おなじみSSHTelnetに特化したハニーポット
以前から使ったことがあったという理由だけでチョイス。

WOWHoneypot

dionaeaとかglastopfとかようわからんし環境作るのが面倒だった。
しかしWOWHoneypotはほんとお手軽。

Suricata

OSSのIPS/IDSはSnortしか知らかなったけど、会社の人にSuricataめっちゃええよということを教えてもらった。
なによりペイロードもログに出力される。
一般的なルールで検知したログととハニーポットのログを突合させて何か見えるといいな。

構成について

f:id:bira09:20180314223608p:plain

ハニポはAWSのLightsailで構築。
logrotateで1日一回s3にログをアップロードするような構成。

自宅PCのELKは
Logstashでs3に取りに行く。
cowrieとSuricataに関してはjsonなのでそのまま設定。
wowhoneypotについてはgrokを使って自分でパース。

Kibanaについて

dashboardはVisualizationから作って
Visualizationはsaved searchからつくるって考えるとどう構成するのがいいのか考え中。
とりあえずは検索できるのでまあよし。

画像とか

suricata

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どのシグネチャを有効にするのかを考えなければ
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cowrie

よく見るやつ。
password
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input command
f:id:bira09:20180314231624p:plain

wowhoneypot

いろいろなところにアクセスしようとしている。
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今後

  • 分析した結果とかをブログに書いていきたい。
  • Suricataのルールの自動更新
  • Suricataのルールの選定
  • wowhoneypotのフロント改善
  • はにぽ自体をいろいろなところに設置
    • Indexの設計しなおし?
  • kibanaのダッシュボード作る
  • ufwのログも取り込んで統計取りたい